農業法人での昇給交渉

私は派遣でとある町の農業法人で働いたことがあります。そこの町は若手が都会にでていって後継者がいない状況でなおかつ農業従業者は高齢者が大多数という場所でした。

私が派遣で働いていたところは農業法人だったのですが設立2年目でまだまだ個人農家の範疇を超えていないと言った感じです。 私は農業で働きたいなあと昔から思っていたので農業で必要不可欠な資格をいくつか取得しました。

例えば大型特殊免許を持っていたら農作業で必要不可欠ともいえるトラクターを動かすことができます。 中型一種免許を持っていたら4トントラックを運転することができるので運搬を任せてもらえます。 フォークリフトを持っていたらリフトでの作業を行うことができます。 私は上記の三種の資格を取得して派遣先で勤めていました。

派遣先では社長と75歳のお爺さん、従業員の男の子、パートのおばさんの4人と仕事をしました。 社長と75歳のお爺さんは大型特殊免許を所持していて4トントラックも運転できます。あとの二人は普通免許しか持っていませんでした。

私が上記の資格を持っていることを社長に説明したら社長はいきなりウチで就職してくれないか? と言いました。 いきなりでどういう会社か全く分からなかった私は返事を渋ります。少し時間を下さい。とそのときは答えました。

私が派遣で言ってた農業法人は規模からいうと大型特殊免許所持者2人と雑用2人から3人いたら会社は回る状況でした。 しかし働き始めて2ヵ月くらいたったところで75歳のお爺さんが体調を崩されました。

このときは私が大型特殊免許を取得していたので急遽お爺さんの替わりにトラクター乗りとして仕事をこなすことになりました。 社長と二人で仕事をしていたある日、社長に来年も残って欲しい。 といわれました。

正直悩みました。 給与を教えてもらったときに、普通免許しか所持していない従業員の男の子と同等の給与だったからです。 仕事に関してはその男の子よりも多く、なおかつ大事な仕事をしている自信があったのでその男の子と同等の給与というのは不満でした。 そのため社長と交渉しました。

目上の人との交渉には自信がありました。 75歳のお爺さんは体調があまり快復せずに今年一杯で引退かな。と呟いているとの情報をキャッチしていましたからです。 お爺さんが引退されると大型特殊免許所持者は社長一人になります。 そうなるとお爺さんがそれまで大型特殊免許を使って行っていた仕事の分も社長が一人で行わないといけません。 社長からしたら負担を軽くするには私を雇うのが一番手っ取り早いです。そして私は給与を上げることを望んでいます。 そうなったら社長は給与を上げざるを得ないのです。

結果的には従業員の男の子よりも2万5千円給与を上げてもらいました。 都会の月収に比べたらそれでも給与は少ないのですが私が派遣でいってた地域の中では高めの給与をいただくことができました。

しかし個人的にはもっと上げてもらえると思っていたのでそれでも不満でした。 後々にもっと給与を上げてもらうつもりです。

給与を上げてもらうのにはコツがあります。 組織の中で誰もできない仕事、なおかつその組織で必要な仕事ができる人間になることです。 そういうポジションに立つと雇われる側として有利です。 まずは会社が倒産でもしないかぎりは首を切られることは滅多にありません。 また、給与や休暇に不満があるのなら交渉することで向こうに頭を下げてもらいやすくなります。

ただしあまりにも交渉をくり返したり横暴に振舞うと社長や他の従業員の人から冷たい目で見られる可能性もあるのでそこは気を付けましょう。

明日からも昇給を目指して、そして、組織の中心を目指して学び続けようと思います。